馬籠宿 本文へジャンプ
冬の槌馬屋

水車小屋

馬篭の駐車場に車を止め、馬篭宿の石畳に踏み入ります、宿の防衛上設けられた「枡形」
が奥に見えます。




馬篭の紹介で必ず見る水車屋の情景です、サザエさんのオープニングでも使われていました。
 実際は本道の下の道、元の「枡形」にあり、うっかり歩いていると見落としてしまうかも知れません。



石畳入り口から、5分程度歩いた所に、
槌馬屋資料館があります。
 店頭では、名物の栗ふくの実演販売、1階は休憩処とお土産、2階は資料館となっています。
 資料館では、島崎藤村「夜明け前」の関連資料を展示しています。

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藤村記念館




石畳を奥まで登りきると、車道にでます、
普通はここで引き返すのですが、この上に
高札場があります、景色もよく恵那山がきれいに見えます。

高札場には、藤村直筆の書を刻んだ碑があります。







高札場入り口にある蕎麦屋







高札場にある藤村の書を写した碑。

下に拡大写真を掲載しました。

心を起そうと思わば、まず身を起こせ。

 島崎藤村

ニーチェの言葉より、



「夜明け前」の主人公青山半蔵は、作者島崎藤村の父、島崎正樹がモデルとなっています、作中には明治維新前後の動乱期をひたむきに生きた、正樹の悲劇的な生涯が半蔵の人物像を通して描かれています。

この碑はその島崎正樹(藤村の父)の直筆の書を写したものです。

この碑の元となった書は 「槌馬屋資料館」に展示されています。